活動レポート

Amazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信されるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』に出演する、香取慎吾さんにマイナビティーンズがインタビュー!

このエントリーをはてなブックマークに追加

   

2020.9.15 18:00更新


Amazon Prime Videoにてプライム会員向けに独占配信されるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』に出演する、香取慎吾さんにマイナビティーンズがインタビューしてきました。


―舞台「日本の歴史」が終わったあと、「次はシットコム(シチュエーションコメディの略称)をやります」と話したときの香取さんの表情が印象的だったと三谷幸喜さんがコメントされていましたが、それを聞いたときはどのような心境でしたか?


まず、『HR』という作品からもう18年も経っていると思っていなくて。そのときからシットコムという形は印象深くてすごく好きだったので、自分が参加しなくてももっと見たいし、もし参加できるならまたやりたいって思いがずっとあったので嬉しかったです。


―18年ぶりに挑戦したシットコムはいかがでしたか?


難しさがいっぱいあって、でもそれが好きです。今回は僕の部屋を佐藤二朗さんが覗いている話なんですけど、壁があるので二朗さんの声はあまり聞こえないんです。でも二朗さんの声が聞こえないとなると僕がいつ喋り始めていいかわからないので、スタッフの人にキュー(合図)をもらって動いていて。だけど一方向からのキューだとそこにしか視線がいかないので、お芝居の中で左を向いていたらその目線の奥にいるスタッフがキューを出す、というのを稽古で決めていたんです。その姿をお客さんが見るのもおかしくはないけれど、ドラマであり舞台なので、キューで喋っている役者をお客さんが見るのはおかしい。だからキューで喋っているとは思われないように演じるという部分は難しかったです。部屋の奥にキッチンがあるんですけど、そこは四方が囲まれていてキューを出せないわけですよ。でもキューは必要なので、あそこはキッチンの天井にスタッフが登って。上からキューを出しているけど、上を見ることはできないからなんとなく動いているのを感じていました(笑)。



―今回の役柄について、どういった人物像にしようというアイデアはありましたか?


あまりなくて。でも三谷さんから「子供のような人」とは言われていて、それがすごく好きで。みなさんのイメージにありそうな“慎吾ちゃんと子どもたち”のような、子どもと何時間でも遊んでいられる感覚かな、とかは考えたかもしれないです。あと何をやってもうまくいかなかったり、周りが見えなくなっちゃう部分を作っていくのが楽しかったです。子供ってやっちゃいけないことをやったりするから楽しかったりして、このお芝居の中でもやってはいけなそうなことが彼を作っていくんです。例えば、人が話していると話している人が気になるはずなのに、話せば話すほどそれが聞こえなくなって、目の前のおもちゃが気になっちゃうとか。そういう彼を作っていくのが楽しかったです。


―佐藤二朗さんとの共演はいかがでしたか?


好きですよ、二朗さん(笑)。面白いし、一緒にいて飽きないし。最初の収録で二朗さんのセリフが飛んで、でも二朗さんのセリフのきっかけがないとこっちは動けないんですよ。本番前に「緊張するけど、気楽に頑張ろうよ」って言ってくださったのに、その二朗さんのセリフがまったく出てこなくなって。どんなことがあっても止めないというルールだったんですけど、何分か出てこなくて、スタッフが小さく頭の言葉を言ったんです。でも「え?何だろう!」って助監督さんと会話が始まって(笑)。それを見ているお客さんも大爆笑で。そのうち助監督さんに「いいよ、もうちょっと大きい声で言わないと聞こえないよ!」って、芝居っぽく言うんですよ(笑)。最高でしたけどね(笑)。それが(二郎さんが)部屋のドアを開けて一言目くらいだったんですけど、娘役の(山本)千尋ちゃんにも連鎖しちゃって、彼女もその後のセリフが出なくなっちゃって。壁の向こうのファミリーがボロボロになっているのをまるで聞こえていないかのように、ずーっと1人で芝居をしていました。そういうことも、シットコムの楽しいところです。



―稲垣吾郎さんとの共演も話題ですが、ずっとご一緒にいるからこそやりやすいことや、逆にやりにくいことはありますか?


稽古や収録が終わったあと、初共演の俳優さんだったら「今日はありがとうございました!お疲れさまでした!」って言うじゃないですか。でも吾郎ちゃんにその言葉はおかしいんですよ。おかしくないはずなのに。だから結果お互いに何も挨拶しないで帰るみたいな(笑)、すごく知った中でお互いに気を使うから変な感じになっちゃうところはあります。朝の挨拶もそうなんですよね。「おはようございます!」というのも変だし、普段「おはよう!」なんて挨拶したこともないんですよ。終わって帰るときも“あ、帰るんだ”と思いながらも、何も言わず(笑)。でも最後に写真は撮ってもらいました。「SNS用に写真撮ってくれますか?」って(笑)。


―役者として対峙するというのはいかがでしたか?


そこはこういう感じなんだなって、初共演の俳優さんを見る感じでした。通常なら舞台って1ヶ月近くお稽古して本番が始まるものなのに、前日に数時間稽古してすぐに「じゃあ頭から通しまーす」ってテンポよく進んでいくから、戸惑っている様子はありましたね。僕もゲストの立場だったらヒヤヒヤしちゃうなと思いました。次の日も1回通したらスタンバイして本番なんですよ。それで客入れが始まっちゃう。相当な速さで進んでいくから、ゲストのみなさんは対応するのになかなか難しかっただろうなと思います。



―かなり計算されたドラマかと思うのですが、香取さんはどういう気持ちで望まれていたのでしょうか?


その役としてその時間を生きるしかない、ですかね。だからときどき、三谷さんの要求を断ったりもしました。それは彼として生きていた時間の中でそうは動けません、というときもあったので。(三谷さんは)受け入れながらもやっぱりそういう方向で動いてほしいから、工夫して「こういう動きだったら動けますか?」「それなら動けます」というやりとりは結構ありました。


―これまで三谷さんとは舞台やドラマで何度もご一緒されていますが、演じる中で難しさを感じることはありますか?


セリフじゃなくても、表情ひとつがこの先に起こることに繋がっちゃったりするんです。その先に起こることを“実は知っている”の“実は”があとあと分かるはずのことなら、それまでは“実は知っている”に見えちゃいけないんです。だけど知らないふりもいけないんですよ、知っている人だから。すごくわかりやすい、今の説明(笑)。そういうことがいっぱいあって、セリフの言い方だけじゃなく、表情とか、全然意識しないで動かした目線が邪魔になってきたりとか。今日ずっといろんなインタビューを受けて、冴え渡っています、今(笑)。こんな深いところまで話せるのは初めてです。あまり言うと三谷さんが嫌がりそうですけど(笑)。


―では撮るまでに何度も打ち合わせをするのでしょうか?


それが、三谷さんはあまり言わないんです。「そこ、もうちょっとどうにかしてほしいんですけど」くらいなんですよ。だから「こうですか?」「違うんだよな〜」っていうやりとりの中で、自分で正解を見つけないといけない。僕はそれが好きなんですよね、難しさがあるから。でも、正解のときは言わないんですよ。いい人には声をかけずに、気になる人には言いにいく。こうやって三谷さんのことをわかった感じで言っていますけど、正解だって言ってくれないと「僕、間違ってるのかな」っていうところにも陥ってしまったり。それだけ複雑なんだと思います。コメディとして笑えるだけでなく、セリフや表情だったり、指の動きひとつで何かが変わってしまうほどの緻密さだからこそ、面白いんじゃないかなと思います。



―三谷さんのことをわかってきているなという実感は、作品を重ねていくことで感じますか?


どちらかといえば実感があるほうですかね。いつ頃かわからないですけど、三谷さんが「本当に自分がやりたいことをわかってくれる俳優さんなんで」と言ってくれるようになって。それは三谷さんがしてほしいことをうまくできているんじゃないかなと自分で思い始めたくらいに、そう言ってくれた気がしていて。だから、お互いにそう思えているのかなとは思っています。


―具体的に三谷さんの考えを掴めたきっかけはあったのでしょうか?


何だろうな……。どの作品というはっきりとしたものはあんまり覚えていないですけど、ニューヨークのミュージカル(2009年にニューヨークで上演された『TALK LIKE SINGING』)が大きかった感じはしますね。あまり緊張をしなかったり、経験を積んできたはずの僕でさえ、ニューヨークでのミュージカルは緊張したし、三谷さんも緊張感を持っていらっしゃったんです。『新選組!』のあとにNHKの前室でずっと「ミュージカルを」って言われていたのですが、僕は「やりたくないです」とお断りしていて。「舞台や生のステージは苦手なんで」と言っていたら、「じゃあニューヨークでミュージカルはどうですか」って言われて。「ニューヨークだったらいいですよ」と話した何年後かに「ニューヨークでミュージカルやることが決まったんで、お願いします」って。ジョークのつもりで言っていたものを形にされてしまい、でもそこに挑戦してから、僕も三谷さんが作りたい形にどうにか近寄らなければいけないという思いが強くなったと思います。



―今回の作品では笑顔がキーになっていると思います。香取さん=笑顔という印象が強いのですが、笑顔の秘訣などがあれば教えていただきたいです。


笑顔って簡単なものなのに、簡単になくなっちゃうものかなと思っていて。なくても進めちゃうんですけど、やっぱり笑顔のほうが心は開くから笑顔は作ったほうがいいと思います。(リモート取材の画面上で香取さんが笑顔になり、取材陣もつられて笑ってしまう)いいですね、みなさんちょっと笑顔になりましたね(笑)。こうやってわざとでも笑顔を作ると、「なにやってんの」と思いながらもみんな笑えたりするから。やっぱり今、おうちの時間が長かったりする中で、自分から動かないと変わらないことってたくさんあるなと思っていて。家にいると笑えてないな、気分が落ちちゃっているなというときが僕もあったので、それこそこの作品の舎人くんみたいに急に前歯を出すだけで、ふわって明るい風が吹くと思うんです。


香取慎吾

1977年1月31日生まれ。神奈川県出身。

1991年にCDデビュー。主演を務めた大河ドラマ『新選組!』や『西遊記』などは高視聴率を記録。主な映画出演作に、『THE 有頂天ホテル』(06)、『西遊記』(07)、『ザ・マジックアワー』(08)、『座頭市 THE LAST』(10)、『こちら葛飾区亀有公演前派出所 THE MOVIE~勝鬨橋を封鎖せよ!〜』(11)、『人類資金』(13)、『ギャラクシー街道』(15)、2週間限定公開で話題となった『クソ野郎と美しき世界』(18)などがある。


黄色いつなぎがトレードマークの舎人は、何をやっても失敗ばかり。

誰も予想のできない失敗を繰り返す舎人に、ハラハラドキドキ、観てるこちらは気をもみつつ、何故か最後はくすっと笑ってしまう、何故なら、彼の振る舞いには人間味とユーモアが溢れていて、どこか憎めず、誰からも愛される魅力を放っているから。そんな舎人の面白さに気付いた隣人・粕谷次郎は、舎人の日常をこっそりのぞき見することがひそかな楽しみ。

そんなある日、娘のあかね(山本千尋)にのぞき見がバレてしまい慌てふためく次郎。しかし、いつの間にかすっかり舎人の虜になってしまったあかねは、次郎が考えもしなかった、あるとんでもないことを思いつく...。舎人の人生を大きく変えてしまうあかねの思いつきとは?


Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」9月18日(金) Amazon Prime Videoにて独占配信

©2020 Amazon Content Services LLC


(ライター/東海林その子)


  • 答えてサクッとポイントゲット!モニターアンケート募集中
  • JOL原宿
  • ティーンズラボ
  • プレスリリース

Ranking