撮影/米玉利朋子
映画『10万分の1』に出演する白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS)さん、平祐奈さんにマイナビティーンズがインタビューしてきました。
白濱亜嵐(以下・白濱):かなり感動しました。こういうメッセージ性のある作品に出演するのは初めてなんですけど、イチ俳優としても、ひとりの人間としてもこういう作品に携われてよかったなと、映画を観終わった瞬間に感じました。
平祐奈(以下・平):この映画は少女漫画原作ですけど、人間味もあって、共感できる部分も多いと思うんです。ALSという原因も不明で治療法も見つかっていない病気を題材にしていて、それが丁寧に描かれているので、この『10万分の1』を通していろんな世代の方が知るきっかけになったらいいなと思いました。
白濱:僕が莉乃に恋するなと思ったのは、調理実習で急にキレるシーン。ちゃんと自分の考えをはっきり言えるところがいいなと思いました。現実でもそういう人は素敵だなと思います。
平:蓮くんは人間が出来すぎているんです。本当に真面目で誠実で、何事も一生懸命に頑張っていて、物静かだけど人のことをしっかり見ていて。包容力の塊なところに莉乃も惹かれたんだろうなって思います。
白濱:高校のときにああいう恋愛をしたかったなと感じました。羨ましいですね、やっぱり。しかも蓮はこれからも莉乃のことを思いながら生きていくと思うので、そういうところも素敵だなと思います。僕も中学の同級生で、そのときからずっと付き合っている友だちがいるんですけど、そういうのって羨ましくないですか?(笑)そんなことを考えながら演じていました。
平:本当にかわいいですよね、純愛というか。莉乃と蓮くんって本当にまっすぐで、似た者同士だからこそ惹かれあったんだと思うんです。莉乃はもともと自分に自信がない子で、だけど感情をいきなり表に出しちゃったり、自分のコントロールをあまり上手く出来なくて。でも蓮くんと付き合うようになってから強くなっていくんです。お互いにとって一緒にいることがプラスになっているし、本当に素敵なカップルだなと思いながら演じていました。
平:自分が出来ないことは相手にしてもらって、相手が出来ないことは自分がやるという、出来ないことを補い合う関係は憧れです。
白濱:僕はすごく感覚的に生きているので、同じ感覚を持っている人がいいなと思っていて。例えば、同じ曲を聞いたときや映画を観たあとに、同じ感想を持てるような人はいいなと思います。
白濱:剣道場での蓮と莉乃の初めてのキスシーンはキュンキュンポイントじゃないですかね。後ろから光が差して。
平:キレイだったよね。
白濱:キレイだった! 蓮がちょっと汗ばんでいる感じも、これぞ青春映画という感じでした。
平:私は、壁ドン? 電車ドン?(笑)。
白濱:電車ドン(笑)。
平:最初は莉乃から蓮くんに電車のドアに壁ドンをするので、「え、女の子がやるパターン?」って思ったんです。でもそこからくるんと体勢が入れ替わって、蓮くんからの電車ドンがあって。あそこまで近かったら、呼吸できないんじゃないかって思いました。
白濱:他にキュンキュンシーンあったっけ?
平:パンケーキを食べるあたりとか?
白濱:そうだね、パンケーキは夜に食べたよね。
平:そうだ! 美味しかった!
白濱:振り返ってみると、「桜木さんの前になるといつもの自分でいられなくなる」というセリフはちょっと照れ臭かったですね。そこは“蓮、高校生のくせに結構カッコいいこと言うじゃないか”って思っていました。あと、普段は自分をコントロールしているというか、すごく落ち着いている蓮が、唯一感情を吐き出したのが剣道場で。あのシーンは僕もグッとくるポイントでしたね。監督は僕が泣き叫んでいるのを見て、めっちゃ笑っていましたけど(笑)。
平:私は照れくさいというよりも、泣きながら感情を震わせて想いを伝えることが多かったんです。そこはもう、莉乃の想いに「もし自分だったらこう思うんじゃないか」という気持ちを重ねながら演じていました。
白濱:僕は結構自分ではイケているなと思ったんですけど、ちらほらと「ギリギリなんじゃないか」っていう声も周りから届いていました(笑)。
白濱:本当ですか! ギリギリまで着たいと思っています。周りが止めるまでは(笑)。
平:私はまだ周りからも言われなくて、自分で着ていても違和感がなくて。幼く見られがちなんで、意外と20代後半までいけるんじゃないかと思っています(笑)。
白濱:いけそう!
白濱:劇中に夜空が出てくるんですけど、曲名が「Star Traveling」ですごくリンクしているなって思うし、本当に映画にあっているんですよね。莉乃と蓮の楽曲と言ってもいいぐらい、ぴったりだと思います。
平:初号で初めて聞いたとき、歌詞もリズムも映画にぴったりだなと思いました。エンドロールで場面写真がいっぱい出てくるので、観た余韻に浸りながらウルウルした状態で主題歌と一緒に振り返ることができて。最後まで見逃せない、最高の瞬間になったなと思います。
白濱:どうなんですか、平さん。
平:(笑)。私は言えないです。友だちという関係を崩したくないじゃないですか。気まずくなるなら友だちのままでいいやって思います。だから莉乃と一緒かも。ご縁があったら自然と結ばれるんだろうなっていう……(笑)。
白濱:僕も友だちだったら言えないかもしれないです。気まずくなるなら……って思っちゃいますね。
白濱:最近、バイトしてみたかったなとよく思います。15歳で上京して、バイトする間もなくお芝居の勉強をしていたので。ガソスタ(ガソリンスタンド)とか面白そうじゃないですか? 地元感のある田舎のガソスタで働いてみたかったです。
平:私はバイトもそうだし、放課後に制服で遊ぶとか、学生っぽいことを全部やりたかったです。制服デートとかめっちゃ憧れます。制服ディズニーも行っておけばよかったな〜。だから今回は擬似的に体験できて楽しかったです。制服でスイーツ食べるシーンもあって!
白濱:制服でホームパーティーもしたしね!
1993年8月4日生まれ。愛媛県出身。
EXILE/ GENERATIONSのメンバーとして活動中。主な映画の出演作に『HiGH&LOW』4作品(16~17)、『ひるなかの流星』(17)、『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』(20)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(20)などがある。
1998年11月12日生まれ。兵庫県出身。
映画『奇跡』(11)で女優デビュー。近年の主な映画の出演作に『キセキ-あの日のソビト-』(17)、『きょうのキラ君』(17)、『サクラダリセット 前篇/後篇』(17)、『暗黒女子』(17)、『ReLIFE リライフ』(17)、『未成年だけどコドモじゃない』(17)、『honey』(18)などがある。
告白して気まずくなるくらいなら友達のままでいい。学校中の女子はもちろん、男子からも憧れの存在である桐谷蓮(白濱亜嵐)に想いを寄せる桜木莉乃(平祐奈)は、そう思っていた。ところがある日、蓮の方から打ち明けられ、誰もがうらやむ両想いの日々が始まる。初めて恋した2 人での時間が何よりも大切なものに変わる頃、莉乃は10 万分の 1の確率でしか起こらない難病・ALSの宣告をうける──。
©宮坂香帆・小学館/2020 映画「10 万分の1」製作委員会
(ライター/東海林その子)
募集概要 | 【サイン&チェキプレゼント】映画『10万分の1』に出演する白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS)さん、平祐奈さんにマイナビティーンズがインタビュー! |
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応募条件 | マイナビティーンズに登録している13〜19歳の女の子 |
募集人数 | 1名様 |
応募期間 | 2020年12月26日(土)まで |
応募形態 | モニター |
当選について | 当落は、12月下旬にマイページにてお知らせ致します。 |